2022年5月27日 (金) 11:50 ~ 12:30K3-2基調講演会場(会議棟)
新たな周波数割当で飛躍するプライベートワイヤレス Wi-Fi 6E/Wi-Fi HaLow/ローカル5Gへの期待
本年はWi-Fiに対する新たな周波数割り当てが行われる予定で、今後のワイヤレスの利用拡大に大きなインパクトのある年になると考えられます。
一つは、5Gに匹敵する超高速・高効率伝送を実現するWi-Fi 6に対して、新たに6GHz帯で500MHzが割り当てられる予定で、帯域がこれまでの2倍になります。
もう一つは、動画が送れるLPWAとして、IoT普及に弾みをつけると期待されているIEEE802.11ah(Wi-Fi HaLow)に対して、新たに920MHz帯が割り当てられます。
いずれもこれまでの利用形態をさらに拡大・発展していくことが期待され、新たなビジネスモデルも生まれようとしています。
本講演では、これらのアンライセンス(免許不要)方式に加えて、地域の活性化の起爆剤と目されている免許が必要なローカル5Gを加えて、今後のプライベートワイヤレスサービスの特徴とユースケース、さらには実際に導入する際の各ワイヤレス方式の活用法についてご紹介します。

無線LANビジネス推進連絡会/802.11ah推進協議会
代表理事 会長/運営委員北條 博史 氏