English
2023年5月25日 (木) 15:30 ~ 16:10K2-6WJWTP基調講演会場(会議棟)

Wellbeingな社会の実現に向けたドコモR&Dの挑戦 

世界的なパンデミックや気候変動、地政学的な経済不安などから、現在の社会はVUCAの時代にあるといわれており、そのなかで企業は、DXに加え持続的な社会の実現に向けたGXやSXといったさらなる変革も求められている。
このような社会環境の中、近年の情報通信ネットワークは社会の重要インフラとしてレジリエンスが要求され、将来は業界を超えた社会基盤として大きな意味を持つようになっている。
5Gネットワークの高度化やBeyond5G/6Gに向けた次世代モバイルネットワークと”人間拡張基盤🄬”のような新たなユースケースの創出、社会の変革を支えるビッグデータやAI、XR、web3などの情報技術の高度化とこれらを活用したソリューション・サービスの実用化に向けた研究開発は欠かせない。
NTTグループや協創パートナーの先進技術をドコモグループのネットワークやサービスの技術アセットと融合させながら新たな価値創造に向けた研究開発を進め、IOWN構想の具現化に貢献し、新たな顧客感動の創出と203x年のWellbeing Societyの実現に向け挑戦するドコモR&Dの取組みを紹介する。
株式会社NTTドコモ
常務執行役員(CTO) R&Dイノベーション本部長
谷 直樹 氏
1989年日本電信電話(株)入社。移動通信用交換機・サービス制御装置等の実用化開発、移動通信用ネットワークアーキテクチャ・通信制御方式の国際標準化、国際ローミングに関する技術交渉、国内外の研究開発連携等に従事。2011年7月より関西支社ネットワーク部長としてLTEネットワークの構築拡大・品質向上に従事。2014年6月よりM2Mビジネス部長、2015年7月よりIoTビジネス部長として、IoT事業の推進を担当。2020年6月より現職。