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2023年5月26日 (金) 13:20 ~ 13:40A3-2WJWTPセミナー会場 A

電波伝搬シミュレータ「Wireless InSite」Beyond5G、6G向け新機能の紹介

レイトレース法による電波伝搬シミュレータ「Wireless InSite」に、Beyond 5G、6Gで期待される反射板などの新技術のシミュレーションを容易にする2つの機能、「RIS機能(反射・透過型)」と「Fading Tool for Wireless InSite」が新たに搭載されます。

「RIS機能(反射・透過型)」は、Reconfigurable Intelligent Surface(RIS)、Intelligent Reflecting Surface(IRS)と呼ばれるメタサーフェスなどで実現される電磁波を非正規反射・透過させるシミュレーションを可能にする機能です。
この機能により、電波が伝搬する方向を操作して無線通信のカバレッジを最適化するように設計された、反射板などのシミュレーション評価が可能になります。

「Fading Tool for Wireless InSite」は、レイトレース法をベースとした時間変動するフェージング特性をシミュレーションするWireless InSiteのポストツールです。
国際標準化団体3GPPで報告された計算手法に沿って、時間的に変動する環境のシミュレーションに役立ちます。
車やUAVなどの移動する端末との通信や、ビームフォーミングなどマイクロ波やミリ波帯の技術開発・性能検証を強力にサポートします。
株式会社構造計画研究所
山倉 裕和 氏