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基調講演・特別講演 5月24日 (水)

基調講演会場(会議棟) 特別講演会場
10:00
10:10
10:20
10:30
10:30 ~ 11:10K1-1
電波政策の最新動向について
総務省
総合通信基盤局 電波部長
豊嶋 基暢 氏
10:40
10:50
11:00
11:10
11:20
11:30
11:30 ~ 12:10K1-2
Beyond 5G/6Gにおけるミリ波・テラヘルツ波利活用の適材適所
国立研究開発法人情報通信研究機構
Beyond 5G研究開発推進ユニット
寳迫 巌 氏
11:30 ~ 13:10S1-2
スペースICT推進フォーラムセッション~宇宙ビジネスの未来がわかる~
東京大学大学院工学系研究科 教授
スペースICT推進フォーラム 会長/東京大学 教授
中須賀 真一 氏
マイクロウェーブファクトリー株式会社
服部 元磨 氏
国立研究開発法人情報通信研究機構 主任研究員
斉藤 嘉彦 氏
11:40
11:50
12:00
12:10
12:20
12:30
12:30 ~ 13:10K1-3
モバイルネットワーク(RAN/CORE)の仮想化の進捗、インテルが考える仮想化の次のステップへ
インテル株式会社
インダストリー事業本部 クラウド・通信事業統括部 統括部長
堀田 賢人 氏
12:40
12:50
13:00
13:10
13:20
13:30
13:30 ~ 14:10K1-4
あらゆるものに通信が溶け込むBeyond 5G/6Gの世界とは
株式会社KDDI総合研究所/KDDI株式会社
先端技術研究所所長/技術統括本部 技術戦略本部 副本部長
小西  聡 氏
13:40
13:50
14:00
14:00 ~ 17:00S1-3
5G/ローカル5Gミリ波普及推進セミナー
14:10
14:20
14:30
14:30 ~ 15:10K1-5
プライベート5Gと地球低軌道衛星がビジネスとコミュニティをどう変革するか
ベライゾン・ビジネスグループ
グローバルソリューション担当  マネージング・ディレクター
ダンカン ケンライト 氏
14:40
14:50
15:00
15:10
15:20
15:30
15:30 ~ 16:10K1-6
見えてきたLPWAの本領 ロジスティクス業界を導く「Sigfox」
京セラコミュニケーションシステム株式会社
ワイヤレスソリューション事業部 副事業部長
川合 直樹 氏
15:40
15:50
16:00
16:10
16:20
16:30
16:30 ~ 17:10K1-7
5G投資のフル活用と新しいネットワークの運用
エリクソン
グループファンクションテクノロジー アドバンストテクノロジーディレクター
クリストファー プライス 氏
16:40
16:50
17:00
17:10
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基調講演・特別講演 5月24日 (水)

2023年5月24日 (水) 10:30 ~ 11:10K1-1基調講演会場(会議棟)

電波政策の最新動向について

5Gをはじめとする無線通信は国民生活や社会経済を支えるインフラとして重要な役割を担っています。本講演では、我が国における5Gの普及・展開の状況、インフラ整備の状況、ローカル5Gの活動の事例、及び、それらに関連する総務省の政策や取組み等を紹介する予定です。
総務省
総合通信基盤局電波部長
豊嶋 基暢 氏
1991年郵政省(当時)入省。基幹・衛星移動通信課長、放送政策課長、情報通信政策課長、北海道総合通信局長等を歴任し、2022年6月から総合通信基盤局電波部長(現職)。
2023年5月24日 (水) 11:30 ~ 12:10K1-2基調講演会場(会議棟)

Beyond 5G/6Gにおけるミリ波・テラヘルツ波利活用の適材適所

移動通信システムではUHF帯やマイクロ波帯が使われてきたが、5Gになってミリ波帯の利用が始まり、Beyond 5G/6Gではテラヘルツ波帯を利用するための検討が始まっている。波長で言えば数十cmから数mm、周波数で言えば数百MHzから数百GHzと約3桁に及ぶ範囲を使うことになる。このように広い範囲の電磁波の物理的性質は大きく異なることから、それぞれの帯域にあった適切な使い方で利活用することが自然であって、その特徴を最大限に生かせる。一方でシステム的立場から言えば、周波数帯毎に異なるシステムを開発し、複数のシステムを運用するするよりも、なるべく1つのシステムで統一する方が良い。さらに経済的効率性の立場からは、設備整備や運用コストを下げることが重要となる。
Beyond 5G/6Gが導入される2030年代では、サイバー・フィジカル・システム(CPS:Cyber Physical System)が形成され、通信システムを介した実空間(Physical Space)のデータ収集と、サイバー空間(Cyber Space)においては再構成、分析、予測が行われ、結果に基づく実空間への駆動が行われるようになる。この循環をCPSループと呼ぶ。このCPSが社会生活の隅々にまで行き渡ることで、誰もが活躍できる(Inclusive)、持続的に発展する(Sustainable)、人間中心の安全安心な社会(Dependable)を実現すると言う目標が立てられている。この目標を達成するにあたり、CPSループを回す中核となるのが次世代移動通信システム即ちBeyond 5G/6Gである。Beyond 5G/6Gでの様々な電波帯域の利活用は、この目的・目標に適合するように適材適所で使われるようにすることが重要である。
国立研究開発法人情報通信研究機構
Beyond 5G研究開発推進ユニット
寳迫 巌 氏
1993年博士号(理学)を取得。日本鋼管(株)のULSI研究所を経て通信総合研究所(現NICT)に入所。現在、情報通信研究機構(NICT)のBeyond 5G研究開発推進ユニット長。テラヘルツ帯の半導体デバイス・カメラ・ワイヤレスシステム等の研究開発に従事。テラヘルツシステム応用推進協議会6Gワーキンググループ主査、IEEE 802.15 TG3mb及びStanding Committee Terahertz (SC-THz)の副委員長。
2023年5月24日 (水) 12:30 ~ 13:10K1-3基調講演会場(会議棟)

モバイルネットワーク(RAN/CORE)の仮想化の進捗、インテルが考える仮想化の次のステップへ

2023年現在、ネットワークにおける仮想化やクラウドネイティブ技術への移行が急速に進んでいます。今年のMWC23では「True Open」をキーワードに仮想化の次の一手としてOpen化への道が見えてきました。ただ、一方でOpen化することの課題及び運用上での難しさも露見しており、2025年~2030年に向けた舵取りが始まっていると感じられます。
このセッションでは、半導体製造業を生業とするインテル視点で、最近発表したvRAN向けの第4世代インテル🄬Xeon🄬 スケーラブル・プロセッサーの製造背景及び、COREネットワーク周りの消費電力削減についての取り組みを実例を交えてご紹介いたします。
また、一連のテクノロジーが、最も要求の厳しいワークロードにどのように最適化されているかをご紹介し、俊敏で柔軟なネットワーク・インフラストラクチャーを顧客・パートナー様と共に、どのように構築しているかを共有させて頂きます。
インテル株式会社
インダストリー事業本部 クラウド・通信事業統括部統括部長
堀田 賢人 氏
エリクソン株式会社、アルカテル・ルーセント株式会社にて、3Gネットワークの立ち上げから4G/5Gネットワークに必要なソフトウェアソリューション構築をコンサルタントとしてAPJリージョンにて展開。2017年よりインテル(株)にてAPJリージョンのクラウド事業者向け事業開発部長を担当し、クラウドインフラ向けソリューションのサポートを提供。2021年より、クラウド・通信事業者様向けの事業を統括(現職)。
2023年5月24日 (水) 13:30 ~ 14:10K1-4基調講演会場(会議棟)

あらゆるものに通信が溶け込むBeyond 5G/6Gの世界とは

KDDIグループは「『つなぐチカラ』を進化させ、誰もが思いを実現できる社会をつくる。」をKDDI VISION 2030として掲げ、5G通信を中心として命を、暮らしを、心を「つなぐ」取り組みを進めています。
KDDI総合研究所は、KDDI VISION 2030のもと、あらゆるものに通信が溶け込むBeyond 5G/6G時代に向けて、未来のライフスタイルやユースケースを創出・検証するライフスタイル研究と、これらのライフスタイルへの変革・変容を促す先端的な基礎研究の両輪で取り組んでいます。
本講演では、「あらゆるものに通信が溶け込むBeyond 5G/6Gの世界とは」と題して、Beyond 5G/6G時代の世界観を紹介します。新しいライフスタイルをかなえる、オールフォトニックネットワークとデジタルツインの実現に向けた技術について、光通信、無線通信、セキュリティ、映像伝送などKDDI総合研究所の最新の取り組みを講演します。
株式会社KDDI総合研究所/KDDI株式会社
先端技術研究所所長/技術統括本部 技術戦略本部 副本部長
小西  聡 氏
1993年に国際電信電話(株)(現、KDDI(株))入社後、衛星通信や固定無線通信、移動無線通信に関する研究開発に従事。この間、ITU-R WP5D、3GPP、3GPP2及び電子情報通信学会で要職を歴任するとともに、KDDIでのLTE商用開発を推進。2014年からKDDIモバイルアクセス技術部長としてLTE-Advancedの開発と商用化を推進。2017年からKDDI次世代ネットワーク開発部長として、5Gの実証実験や商用化を推進。2020年から、現職にてBeyond 5G/6Gを推進。Beyond 5G推進コンソーシアム白書分科会ビジョン作業班リーダーとして、日本のBeyond 5Gホワイトペーパーを完成させた。総務省の技術戦略委員会や新世代モバイル通信システム委員会など、多くの委員会の委員も務める。
2023年5月24日 (水) 14:30 ~ 15:10K1-5基調講演会場(会議棟)

プライベート5Gと地球低軌道衛星がビジネスとコミュニティをどう変革するか

ネットワーク接続性は、人々がコミュニケーションを取り、仕事をし、学び、重要なサービスにアクセスするために必要不可欠な現代生活の重要な要素です。ネットワーク技術の進歩は驚異的な速度で進んでおり、5Gの開発から衛星ベースのインターネットサービスまで、より高速でよりアクセスしやすいネットワークを提供しています。これらの進歩により、遠隔地にあるビジネスやコミュニティにも高速インターネット接続が可能になりました。

このような背景の中、ダンカンは、現在の接続ソリューションの景色と、最も需要の高いデータ/接続ニーズについて洞察を提供します。また、競争力を維持するために最新の技術開発に先んじていくことの重要性についても説明します。さらに、ダンカンは、ベライゾンがAssociated British Ports、Virginia Port Authority、Amazonなどの組織と協力して、世界中のコミュニティとビジネスに高度なネットワーク技術を提供する方法についても議論します。

※本講演は同時通訳による講演です。
ベライゾン・ビジネスグループ
グローバルソリューション担当 マネージング・ディレクター
ダンカン ケンライト 氏
ベライゾンの5Gおよびエンタープライズソリューションチームのマネージング・ディレクターとして、エンジニアとテクニカルアーキテクトのチームを率い、政府機関や多国籍企業の組織のデジタル化をサポートしています。
2006年、ロンドンを拠点とするテクニカル・オペレーション・マネージャーとしてベライゾンに入社し、ベライゾンの顧客にとって重要なビジネスプロセスの完全性を保証する責任を担いました。以来、ベライゾンのクラウドおよびセキュリティ組織で複数の職務に就いています。
2023年5月24日 (水) 15:30 ~ 16:10K1-6基調講演会場(会議棟)

見えてきたLPWAの本領 ロジスティクス業界を導く「Sigfox」

現在、国内LPWA市場で加速度的に普及の進むSigfox。
超低消費電力で長期運用を可能にする技術的特性と公衆網としての経済性を両立させた革新的ソリューションの中から、多くの産業分野で実用されているリアルな最新事例をご紹介します。そしてLPWAネットワークはコンバージェンスの時代へ。その最新動向を合わせてお伝えします。
京セラコミュニケーションシステム株式会社
ワイヤレスソリューション事業部 副事業部長
川合 直樹 氏
1999年京セラコミュニケーションシステム株式会社入社後、データセンター事業の企画・運用業務に携わる。2015年より文教・医療向けパッケージソフトウェアの開発マネジメント、マーケティングに従事する傍らでMBAを取得。2018年よりSigfox事業に参画、技術サポート部門の責任者を経て、現在、国内でのオペレーション、サービスデリバリーを統括する。
2023年5月24日 (水) 16:30 ~ 17:10K1-7基調講演会場(会議棟)

5G投資のフル活用と新しいネットワークの運用

5Gは、より広い帯域幅、新しい機能やネットワーク能力、そしてインフラとサービス投資における新しい事業機会の創造の約束にあふれています。より広い帯域幅の達成は確かにすぐに可能でしたが、事業機会の追加はむしろ課題となっています。 本講演では、サービスの実現と収益化を達成するまでの道のりにある乗り越えなければならないいくつかの課題について解説します。

※本講演は同時通訳による講演です。
エリクソン
グループファンクションテクノロジーアドバンストテクノロジーディレクター
クリストファー プライス 氏
技術支援、管理職、取締役を含むグローバルエグゼクティブとして、25年以上通信とクラウドテクノロジーに関する役職を歴任。ソフトウェア定義の黎明期からクラウドネーティブの運用に至るまで、ICTのテクノロジーシフトの最前線で、オープンソース、標準化、工業製品の開発まで幅広い経験を持つ。
2023年5月24日 (水) 11:30 ~ 13:10S1-2特別講演会場

スペースICT推進フォーラムセッション~宇宙ビジネスの未来がわかる~

宇宙ビジネスの新しい潮流とスペースICT推進フォーラムへの期待
スペースICT推進フォーラム 会長/東京大学 教授 中須賀 真一 氏
官からベンチャーをはじめとする民への活動主体の移行、多数の小型コンステレーションビジネスの登場など、宇宙開発利用の進め方、宇宙ビジネスはかつてない変革期を迎えている。また、宇宙以外の分野からの宇宙への参入も相次ぎ、宇宙が異業種との連携で「イネーブラー」となって新しい価値を生み出す世界が展開されつつある。本セミナーでは、そのような宇宙ビジネスの変革の現状と将来のビジョンを紹介するとともに、ICT分野において異業種の宇宙への参入を活性化し、宇宙で新たなビジネスを興すことを目指したコミュニティ「スペースICT推進フォーラム(SPIF)」の紹介とそこへの期待を述べる。

NTN実現のためのミリ波帯高利得レンズアンテナの一検討
マイクロウェーブファクトリー株式会社 服部 元磨 氏
次世代無線通信システムのBeyond 5G/6Gでは,地上に留まらず,海上,空中,僻地,宇宙への通信エリア拡張が期待され,非地上系ネットワーク(NTN)の実現に向けた研究開発が活発である.NTNは広帯域なミリ波帯を用いることで,高速大容量,低遅延な通信を提供可能だが,伝搬損失が大きく高利得なミリ波帯アンテナが必要となる.そこで,高利得アンテナとしてレンズアンテナに着目し,検討結果について紹介する.

NICTにおける光地上局テストベッド整備
国立研究開発法人情報通信研究機構 主任研究員 斉藤 嘉彦 氏
衛星-地上間の通信における高速化を目指す上で空間光通信は有望な手段として近年研究・開発が進められている。また、空間光通信はその指向性の良さから暗号通信との親和性も良く、今後ますます需用が増すと考えられる、高いレベルでの安全性を持つ通信を確保する上で非常に重要な通信手段となっていくと考えられている。現在NICTではテストベッドとして利用可能な光地上局の整備をしている。鹿島に2m口径の光アンテナに加え、小金井、鹿島、神戸の3拠点に40cm口径の光アンテナが整備される他、可搬型光地上局や運搬可能な小型地上局も用意される計画である。また既存の光アンテナに対しても天球上を高速で移動する衛星を精度よく追尾するための精追尾機構や、さらに大気を通過してくる際に劣化したビームの波面を補正する補償光学系の整備も進んでいる。本講演では、これらの取り組みの紹介を行う。
東京大学大学院工学系研究科 教授
スペースICT推進フォーラム 会長/東京大学 教授
中須賀 真一 氏
マイクロウェーブファクトリー株式会社
服部 元磨 氏
国立研究開発法人情報通信研究機構 主任研究員
斉藤 嘉彦 氏
2023年5月24日 (水) 14:00 ~ 17:00S1-3特別講演会場

5G/ローカル5Gミリ波普及推進セミナー

14:00-14:15 「ミリ波普及について」
総務省 総合通信基盤局 電波部 移動通信課 新世代移動通信システム推進室長
増子 喬紀 氏

14:15-15:00 「ミリ波普及推進アドホック白書概要」
5GMFミリ波普及推進アドホック 主査
中村 武宏 氏

15:00-15:15 「KDDI総合研究所におけるミリ波研究開発の取り組み」
株式会社KDDI総合研究所
林 高弘 氏

15:15-15:30 「Qualcommのミリ波技術開発の取り組み」
クアルコムジャパン合同会社
森下 和彦 氏

15:30-15:40 休憩

15:40-15:55 「富士通におけるミリ波技術開発の取り組み」
富士通株式会社
関 宏之 氏

15:55-16:10 「ミリ波ネットワークとエリクソンのソリューション」
エリクソン・ジャパン株式会社
本多 美雄 氏

16:10-16:25 「市販のFR2搭載端末と基地局エミュレータによる評価例及びUEエミュレータ含めたキーサイトのトータルソリューション」
キーサイト・テクノロジー株式会社
宮下 一馬 氏

16:25-16:40 「VIAVIのミリ波測定器の概要」
VIAVIソリューションズ株式会社
寺前 セリオ信幸 氏

16:40-16:55 「ミリ波帯アンテナアレー一体型モジュール技術」
株式会社村田製作所
上田 英樹 氏