W-20 【AIM】徳島大学大学院 医歯薬学研究部/群馬医療福祉大学 医療技術学部
WJWTP アポイント受付中 オンライン商談可

スマート・ハーベスト,Stop!医療崩壊

 スマート・ハーベスト:スマホ等のワイヤレス充電は電磁誘導方式(大型のコイルが必要)であり大きさと重量が増える。この欠点を改良し、近接非接触相対配置した小さな基板回路のみで給電を可能としたワイヤレス給電式医療機器を開発した。
 
 ストップ・医療崩壊:遠隔地・自宅療養患者の急変をリアルタイムに察知し迅速な対応を可能とし、新しい医療体制をIoTと医療の融合により実現し、医療崩壊の強力な抑止となり得る。

その他の近距離無線ネットワーク関連その他の業種向け製品・ソリューション
小間番号 W-20
住所 〒7708504徳島県徳島市蔵本町3丁目18-15(代表)
電話番号 0886337367
FAX 0886337368
ホームページURL http://dental-anesthesiology.jp
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セミナー

2024年5月30日 (木) 13:00 ~ 13:20A2-2WJWTPセミナー会場 A

【AIM】ワイヤレス給電式医療機器の製作および臨床応用

 ワイヤレス給電は、IEEEで「世界を変える7つの技術」に選ばれ新しい電力供給として期待されている。現状の医療用機器は、電池交換や充電用コンセントケーブルによる充電のためコンセントプラグの差し忘れによる未充電やケーブル・スパゲティシンドロームが頻発し、それらが原因で医療の質を低下や患者の生命をも脅かす医療事故につながることがある。また、ワイヤレス給電式の医療機器を在宅医療に導入し、給電だけでなく情報伝達をも可能とすることにより、在宅中の高齢者の急激なバイタルサインの悪化の早期発見につながり、尊い生命の救命に大きく寄与することは明らかである。本研究で試作するワイヤレス給電式の医療機器から送受信された信号を高速で解析し、早期の救急隊の派遣や在宅での救急対応・救急救命処置に繋げることも本研究の2つ目の大きな柱とする。本研究で試作したワイヤレス医療機器からのデータを基に、NICT総合テストベッドを用いて在宅・救急現場におけるデジタル情報利用活用モデルの構築としたい。
他県でも直面している人口減少問題の課題として、徳島県は祖谷のかずら橋を始めとする中山間地域いわゆる過疎地域が多く存在する。こうした地域でも安心して在宅医療を受けられ、高齢者の健康管理が出来る体制を構築し、徳島県の人口減少に歯止めをかけたいと考えている。上述した医療現場と在宅医療の切実な要望を勘案し、ワイヤレス給電システムを医療機器へ導入し、新世代の医療器とワイヤレスビジネス(IoT産業)の創出としたい。
 第1部ではワイヤレス給電について、第2部ではその臨床応用とNICT総合テストベッドを用いた在宅医療患者のリアルタイムバイタルサイン伝送等について概説する。 
 本研究は、総務省・「戦略的情報通信研究開発推進事業」通称:SCOPE(185009003)および文部科学省・科研費(18K08857)の委託・助成を受けて行われた。

徳島大学大学院医歯薬学研究部
藤原 茂樹 氏
群馬医療福祉大学 医療技術学部
立原 敬一 氏
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製品・サービス

スマート・ハーベスト

<オープンリングシステム:近非接触給電>
携帯電話などの充電に用いられるワイヤレス充電が電磁誘導方式で大型のコイルが必要であり大きさと重量が増えるなどの欠点がある。これを改良し、近接非接触相対配置した小さな基板回路のみで給電を可能としたワイヤレス給電式の医療機器を開発した。

<窒化ガリウム半導体による遠非接触給電>
 窒化ガリウムを用いたショットキーバリアダイオードで、遠非接触給電方式により遠距離から医療機器への給電に成功した。

STOP! 医療崩壊

STOP! 医療崩壊:With/Post コロナ時代の新しい医療体制の実現と創出~遠隔地および自宅療養患者のリアルタイムな急変時対応を目指して~

<概要説明>
 新型コロナウイルス感染症を含めた遠隔地および自宅療養患者の急変をリアルタイムに察知し迅速な対応を行うことを可能とする。IoT と医療が融合する With/Post コロナ時代の新しい医療体制の実現と創出し、医療崩壊の強力なストッパーとなり得る。

資料ダウンロード

Stop!医療崩壊 2022年の6月22日から9月7日までの徳島県内の医療提供体制が、機能不全となったステージ4が3週間、医療体制に支障となったステージ3が6週間ございました。この間、新型コロナウイルスに感染した患者は、病院へ満足に入院することすら出来ておりません。事実、徳島大学病院でも似たような状況がございました。病院に入院できない地域に安心して、長く暮らしていけるでしょうか?
 医療機関の病床数には限りがあります。そこで、在宅においても医療機関と同等な監視体制が構築できる、リアルタイムバイタルサイン伝送システムを考案しました。本システムを用いれば、新型コロナウイルス肺炎で苦しんでおられる方や、一人暮らしで重傷不整脈におびえて暮らす方々にも安心して、在宅で生活でき、かつ、新型コロナウイルスの感染拡大で入院したくてもできないと言った医療崩壊の歯止めに大きく寄与することができると考えております。 
 医療崩壊がなく、安心・安全な医療体制のある都市づくりをこの徳島県から始めようではありませんか。
 これは、心電計とパルスオキシメーターです。これらを体に装着し、PCのソフトを立ち上げるだけで、遠隔地にまでリアルタイムにバイタルサインを伝送することが出来ます。将来的にはスマートフォンからでも行えるようにしたいと考えております。
スマート・ハーベスト 『Wi-Fi電波で充電!』
 携帯電話などの充電に用いられる現在主流の電磁誘導方式のワイヤレス充電では,大型のコイルが必要であり充電器そのもののを小型化しにくいため重量が増えるなどの欠点がありました。
 今回これを改良し、オープンリングを用いた近接非接触相対配置の小さな基板回路のみでの『マイクロ波給電(Wi-Fi 5.8GHz帯)』を可能としたワイヤレス給電式の医療機器を開発しました。
【特徴1】Wi-Fi 5.8GHz帯域マイクロ波による非接触給電
【特徴2】半波長共振器にオープンリングを採用し小型・軽量化
【特徴3】高効率&広帯域給電の可能性があります
 実証実験においても心電図テレメータおよびパルスオキシメータの駆動に成功しております。是非,展示会で動画をご覧ください。