2025年5月28日 (水) 13:30 ~ 14:10S1-2WJWTP特別講演会場

Beyond5G/6GとAIx無線通信システム開発を加速する、エンジニアの思考を止めない開発環境 -モデルベースデザインの新時代、デジタルツインが切り開く新境地と効率化-

Beyond5G/6Gに代表される次世代通信システムでは様々な通信技術においてAI活用が進むことが予想されており、今まさに研究・開発が進んでいます。AI活用によって従来技術では達成できなかったパフォーマンス向上が見込めるなど期待が高まる一方、無線通信ドメインの知見を持ったAIエンジニアの不足や開発工数の増大、新しいデバイスへの対応など多くの課題も顕在化してきました。

モデルベースデザインは複雑なシステムの開発を効率化できる開発手法で、航空や自動車業界など複雑かつ高度な信頼性が求められるシステム開発で広く採用されています。MATLAB・Simulinkはこのモデルベースデザインを実現するための開発環境として進化を続けており、近年は高度な無線通信システム、特にAIを含む無線通信システムの開発環境として機能強化を行ってきました。多くの無線通信エンジニアの方からAIや機械学習はハードルが高い、という声をいただいていますが、MATLAB・Simulinkはそのような方にこそ使って欲しい開発環境になっています。本講演では以下の内容を中心に、モデルベースデザインによる無線通信システム開発の利点についてご提案します。

無線通信システム開発におけるモデルベースデザイン概要
・アンテナからPHY信号処理まで、システム全体のモデリングと組み込み実装
・いまからはじめるAI x 無線通信
・Beyond5G/6G向け最新ソリューション
MathWorks Japan
アプリケーションエンジニアリング部部長
大塚 慶太郎 氏
2002年国内電機大手メーカーに入社し、基地局や端末、衛星携帯システムなど様々な無線通信システムの開発に従事。アルゴリズム開発から組み込み実装まで開発のフロー全体を経験後、2013年にMathWorks Japanに入社。アプリケーションエンジニアとして信号処理・画像処理やコンピュータービジョン・AIといった技術領域を担当した後、現在は通信・電気・半導体業界担当マネージャとして当該領域でのモデルベースデザイン適用を推進

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