分散型ローカル5GとLPWAN下り通信に関する研究開発
本ブースでは、東海大学情報通信学部情報通信学科 山崎研究室で行っている二つの研究課題について紹介します。
(1) ローカル5G
地下屋内の分散型基地局環境における電波伝搬特性と通信性能を測定器を用いた実測結果に基づいて評価・解析し、応用可能性を検討しています。
(2) 省電力広域ネットワーク(LPWAN)
LoRaWANの下り通信に着目し、理論解析と屋外実験の両面から性能を評価し、実運用に向けた設計指針を検討しています。
| 小間番号 | W-8 |
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| 住所 | 〒1088619 東京都港区高輪2-3-23 東海大学 品川キャンパス |
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| ホームページURL | https://www.u-tokai.ac.jp/ud-information-and-telecommunication-engineering/ |
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製品・サービス
地下屋内の分散型ローカル5Gの電波伝搬と通信品質
本学品川キャンパス地下エリアには、分散配置された3台の無線基地局(Radio Unit,RU)から構成されるローカル5Gシステムが導入されています。本システムでは、異なる物理セルID(PCI)が設定された各RUが同一周波数で運用されているため、下り回線におけるセル間同一チャネル干渉が課題となります。まずはこれを起点として、専用測定器を用いたフィールド測定に基づく電波伝搬環境の評価を行っています。具体的には、受信信号強度が最大または最小地点や、複数RUからの干渉を受けやすいセル境界付近を特定し、それらにおけるスループット等の通信品質を明らかにしています。
さらに、同期信号参照信号受信電力(SS-RSRP)と同期信号干渉比(SS-SIR)の関係が対数平面上で簡潔な一次式として表現できることに着目し、電波伝搬の新たな性能解析手法を提案しています。
本ブースでは上記の情報をご提供可能ですので、ご興味がございましたらお立ち寄り頂ければ幸いです。
LoRaWANクラスBモードに関する理論/実験的解析
IoTのユースケースとしてスマートシティの実現を想定し、アンライセンス帯LPWANであるLoRaWANの下り通信(Class Bモード)について、理論および実験の両面から研究を進めています。
まず理論的検討として、これまでに構築した上り通信(Class Aモード)のエネルギ消費モデルを拡張し、下り通信(Class Bモード)を含めた数理モデルを構築しました。これにより、ビーコン周期、ピングスロット数、拡散率など主要パラメータから、通信に伴うエネルギ消費量やエネルギ効率を簡易に算出することを可能としました。本成果は国際会議 IEEE WCNC2026 にて発表済みです。
次に実験的評価として、LoRaWAN Class B仕様に準拠したセンサノードを設計・開発し、都市部(東京・品川エリア)の稠密な環境において、最大約2.4 kmの下り通信・制御に成功しています。
本ブースでは上記の情報をご提供可能ですので、ご興味がございましたらお立ち寄り頂ければ幸いです。