W-8
麗澤大学工学部 知能情報・IoT研究室 (陳研究室)
WJWTP
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通信そのものを“識別基盤”へ:無線指紋技術により、未知端末やなりすまし攻撃を識別する次世代無線セキュリティ技術。
本展示では、Wi-Fi・BLE・GNSS等の無線通信信号に含まれる「RF指紋」を利用し、通信主体を識別・検証する技術を紹介する。従来のID・MACアドレス依存型認証とは異なり、通信そのものを観測することで、未知端末やなりすまし攻撃への対応を可能にする。GPS衛星信号攻撃検知、Wi-Fiデバイス識別、未知端末検知など、通信観測型サイバーインフラに向けた研究成果を展示する。
プライベートネットワーク(ローカル5G、Wi-Fiなど)その他の広域無線ネットワーク関連最新技術動向(Beyond 5G/6Gなど)
| 小間番号 | W-8 |
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| ホームページURL | https://www.aiotlabs.org/ |
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セミナー
2026年5月27日 (水) 15:30 ~ 15:50B1-5WJWTPセミナー会場 B
人・IoT・ロボットをつなぐ統一無線識別基盤― 無線通信から無線識別へのパラダイムシフト ―
近年、Wi-Fi、GNSS、セルラー通信など、多様な無線技術が社会基盤として急速に普及している。一方で、現在のシステムでは、人と機器で識別手段が分断されており、人には生体情報、機器にはMACアドレスやデバイスID、空間には位置情報など、異なる識別方式に基づく個別管理が行われている。このような「識別の分断」は、人、IoT機器、ロボットが混在する次世代社会において、統一的な主体識別や信頼形成を困難にする要因となっている。
本講演では、無線信号そのものを単なる「通信手段」としてではなく、「主体識別基盤」として再定義する新たな視点を提示する。識別手段の分断を超え、人、IoT機器、ロボットが統一的に接続・認識される未来社会に向けて、無線電波指紋技術が次世代サイバーインフラを支える基盤となる可能性について議論する。
具体的には、Wi-FiやGNSSなどの無線信号に含まれる物理層特徴を活用した無線指紋(RF Fingerprinting)技術に関する研究成果を紹介する。無線信号には、送信機固有のハードウェア特性、発振器誤差、周波数偏移、伝搬特性など、個体差や環境に起因する多様な特徴が含まれている。本研究では、これらの特徴をAI技術と組み合わせて解析することで、MACアドレスや従来のID情報に依存せず、端末や主体そのものを識別する技術の実現を目指している。
さらに、未知端末への対応、ランダムMAC環境下での識別、Wi-FiとGNSSを横断した識別技術など、従来の認証技術では困難であった課題への取り組みについても紹介する。電子機器によって拡張された人間と、フィジカルAIとして具現化されたロボットや自律システムが共生・協働する未来社会に向け、本研究では、非生体依存型の個体識別技術としての無線電波指紋の実用化を目指している。
麗澤大学
工学部准教授陳 寅 氏