2025年5月29日 (木) 14:20 ~ 14:40A2-4WJWTPセミナー会場 A
SoC+SDRアーキテクチャによるO-RAN時代の5Gソリューション
台湾・新竹に本社を構える**Metanoia Communications Inc.(メタノイア・コミュニケーションズ)**は、ソフトウェア定義無線(SDR)アーキテクチャと高集積SoC設計を融合させた、O-RAN向け5G通信ICに特化したファブレス半導体企業です。本セミナーでは、Open RAN/O-RU市場をターゲットとした製品・技術戦略をご紹介します。
同社の主力製品である**MT3812(Yucca、TSMC 28nm)**はRF ICとして量産中、**MT2812(Sea Eagle、TSMC 16nm)**は2T2RベースバンドICとして量産中です。さらに、**最新製品であるMT2824(Cobra、TSMC 12nm)**は、4T4Rプロセッサ、SerDes、10G Ethernetなどを内蔵した次世代SoCで、2025年第4四半期より量産開始予定です。
この**MT2824(Cobra)**を用いた次世代O-RUのリファレンスデザインでは、18cm × 18cmのサイズ、8層構成、ブラインドビアなしのPCB設計を実現。複数ベンダーのDUおよびCUとの実機接続検証も完了しており、高い相互接続性(IOP)も実証済みです。
セミナーでは、これらの製品や設計の狙い、技術的背景、検証実績について詳しくご紹介します。より具体的な設計内容や実機の構成などは、会場内の展示ブースにてご覧いただけますので、ぜひ併せてお立ち寄りください。
株式会社メタノイア・コミュニケーション
羅 良輔 氏